


「M字型の薄毛の基準は?」
「最近生え際が後退している気がする…」
生え際がM型に後退する、いわゆる「M字型の薄毛」はAGAが影響しているかもしれません。
AGAは進行性のため、改善したいのであれば早期の対策をおすすめします。
この記事では、以下の内容について解説しています。
・M字型の薄毛の基準
・M字型の薄毛の原因
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M字型の薄毛とは、左右の生え際が後退してM字型に見える薄毛のことです。
M字型の薄毛に明確な基準はありませんが、生え際のみが剃り込みのように後退しているような場合はM字型の薄毛と言えます。
生まれつきの生え際によってM字に見えることもあるので、後天性のものかどうかは以下2つのポイントで見分けましょう。
・以前よりも生え際のM字が目立っている
・生え際の髪の毛が他の部分と比べて細くて弱い
M字の薄毛の症状には「AGA」と「牽引性脱毛症」の2つが考えられますが、中でもAGAによる薄毛は進行していくといった特徴があります。
M字型の薄毛を放置するとより生え際が後退していき、今よりもM字が目立つようになる可能性があります。
「以前より剃り込みが深くなっている気がする」と感じる場合はM字型の生え際を生まれつきと自分で判断するのではなく、一度専門医へ相談してみることをおすすめします。

M字型の薄毛に明確な定義はありませんが、ポイントは「指2本分またはそれ以上後退している場合」です。
目を見開いて眉を上げた時にできる一番上のシワに指を2本添えてみましょう。
シワから生え際までの間隔が指2本分、あるいはそれ以上ある場合はM字型の薄毛になっている可能性があります。
また、薄毛が気になりだす以前の写真などを見比べて後退しているようであれば、AGAの疑いがあります。

AGAによるM字型の薄毛の場合、放置するとやがて頭頂部の薄毛とつながってU字型の薄毛になる可能性もあります。
というのも、AGAは生え際・頭頂部の髪の毛が薄くなるという特徴があります。
生え際のみが薄くなる方・頭頂部のみが薄くなる方・両方とも薄くなる方と、進行の仕方はさまざまです。
生え際がM字型の薄毛に見える場合は、できる限り早めに専門医に相談してみることをおすすめします。

薄毛は年齢が高くなるほど発症しやすい疾患です。
しかし、20代でもM字型の薄毛になる可能性は十分あります。
日本皮膚科学会によれば、AGAは20代で約10%、50代以降で40%以上の人が発症しているとされています。
また、日本人男性の場合は20代後半から症状が現れることが多いようです。
AGAはM字型の薄毛を引き起こす疾患の一つなので、20代でもM字型の薄毛になる可能性があると言えます。
20代の若い方の中には、「まだ若いから気のせいだろう」と薄毛を受け入れられない方も多いでしょう。
しかし、20代でもM字型の薄毛は珍しいケースではないため、少しでもM字の薄毛が気になるようなら早めに専門医に相談してみることをおすすめします。

M字型の薄毛の原因には大きく以下2つの脱毛症状が考えられます。
1. AGA(男性型脱毛症)
2. 牽引性脱毛症
ここからは、それぞれの疾患の詳細について見ていきましょう。
AGAとは、前頭部や頭頂部の毛髪が徐々に薄くなっていく脱毛症です。
20歳以降から発症するケースが多く、男性ホルモンの一種「ジヒドロテストステロン(DHT)」が正常なヘアサイクルを乱すことが原因で発症します。
DHTは「5αリダクターゼ」と呼ばれる体内の酵素が、男性ホルモンのテストステロンと結びつくことによって生成されます。
また、5αダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、前頭部の薄毛はⅡ型5αダクターゼによる影響が大きいと考えられています。
そのため、Ⅱ型5αダクターゼの分泌が多い方は、AGAによるM字型の薄毛になりやすいと言えます。
AGAは進行性なので、自然に治るだろうと期待しない方が良いかもしれません。
繰り返しになりますが、AGAによるM字型の薄毛の場合は、早期の対策が必要です。
前頭部の生え際が薄くなる原因として、「牽引性脱毛症」も考えられます。
牽引性脱毛症とは、髪の毛を長時間引っ張ることによって頭皮がダメージを受けて、髪が細くなったり抜け毛が多くなったりする脱毛症のことです。
特に長髪の男性の場合、カチューシャを付けたり前髪をヘアゴムでくくったりするなど、強い力で前髪を引っ張る習慣があると牽引性脱毛症になることがあります。
牽引性脱毛症は、ヘアスタイルを変えることで改善されるケースが多いです。

AGAは遺伝する可能性のある脱毛症のため、M字型の薄毛も主に遺伝によるものと考えられます。
AGAを引き起こす、以下2つの要因は遺伝しやすいという特徴があります。
・5αダクターゼの活性度
・男性ホルモンレセプターの感受性
5αダクターゼの活性度が高ければ、ジヒドロテストステロン(DHT)を多く生成する体質になります。
5αダクターゼの活性を持つ遺伝子は優性遺伝です。
そのため、両親のどちらかが高い活性度を持っていれば、子供もその活性度を引き継ぎやすく、AGAを発症しやすいのです。
また、男性ホルモンレセプターの感受性も遺伝しやすい要因の一つと考えられています。
男性ホルモンレセプターとは、ホルモンの情報を受ける細胞の受容体のことで、感受性が高ければ脱毛因子「TGF-β」が多く生成されます。
男性ホルモンレセプターの感受性は隔世遺伝すると考えられているので、両親がM字型の薄毛でなくても、その先祖に薄毛の人がいればM字型の薄毛を受け継ぐ可能性があるのです。

ここまで、M字型の薄毛の原因やAGAリスクについて解説してきました。
M字型の薄毛の進行を止めたり、薄毛を改善したりするためには、早めの対策が必要です。
M字型の薄毛対策には以下の3つがあります。
1. 専門医に相談し、AGA治療を受ける
2. 生活習慣を見直す
3. 頭皮マッサージで血行を促進する
ここからは、それぞれの対策について詳しく解説していきます。
専門医に相談し、AGA治療を受ける
M字型の薄毛の原因は、AGAによるものがほとんどと考えられるため、少しでも前髪の生え際が薄くなってきたと感じたら、早い段階で専門医に相談することをおすすめします。
薄毛改善のためには、生活習慣を見直すことも大切です。
睡眠不足や偏った食生活が続くと、髪の毛の成長に必要な栄養素が髪の毛・頭皮に行き届かなくなり、薄毛を引き起こす可能性があります。
髪の毛の成長ホルモンは睡眠時間に分泌されやすいので、しっかりと睡眠時間を確保する必要があります。
また、タンパク質は髪の毛の主成分であり、ミネラルやビタミンといった髪の毛の成長を促す栄養を摂取することも大切です。
睡眠時間は最低でも6時間以上は確保し、バランスのとれた食事をするなど、生活習慣を見直しましょう。
血液は髪の成長に必要な栄養を髪の毛や頭皮に運ぶ役割があります。
血行不良になると栄養が行き届かず、薄毛が発症する可能性があるので、頭皮マッサージによる血行促進は薄毛改善が期待できます。
頭皮マッサージは手指が清潔な状態の時に行いましょう。
特に入浴中は身体が温まりやすく、頭皮・手指が清潔な状態になので、シャンプー後に頭皮マッサージを行う習慣をつけるのがおすすめです。

M字型の薄毛に関するよくある質問をまとめました。
AGA治療は原則20歳以上からです。
AGA治療薬は男性ホルモンを抑制して薄毛の進行を抑える治療法のため、基本的に未成年に処方することができません。
ただし18歳以上であれば、保護者同伴のもとAGAクリニックの診療を受けられることもあります。
また、思春期の10代後半の場合、AGAのほかにストレスなどが原因の脱毛症も考えられます。
勉強や部活、人間関係といったストレスを抱えていると、頭皮の血行が悪くなったり、ホルモンバランスが乱れたりして薄毛を招く可能性があるためです。
ストレスをためない工夫やストレス解消の習慣を持つことも、薄毛対策におすすめです。
シャンプーのみではM字型の薄毛対策としては十分とはいえません。
M字型の薄毛はAGAによって引き起こされている可能性が高く、正しいシャンプーを行っても、体内のDHT量などは変わりません。
M字型の薄毛を改善するためには、専門のクリニックを受診し、AGA治療を検討してみてはいかがでしょうか。
日本皮膚科学会によれば、市販の育毛剤を使用して薄毛の改善が見込まれたのは約3割程度で、改善度も軽度という結果になっています。
また、育毛剤の役割は「今生えている髪の毛を育てる」ことです。
すでにM字型の薄毛が進行している場合、専門医に相談することをおすすめします。
M字型の薄毛が眼精疲労によって発症している場合、目周辺のツボを刺激することもおすすめです。
眼精疲労がたまると、ホルモンバランスが乱れて血行が悪くなり、薄毛を招く可能性があります。
眉毛や目頭、目尻などのツボをマッサージすることで眼精疲労を軽減することができるでしょう。
ただしツボのマッサージだけで薄毛改善の効果は期待できないので、睡眠をしっかりとって栄養バランスの整った食事も同時に行う必要があります。
また、AGAによるM字型の薄毛対策としては十分とはいえません。
生え際がM型に後退する、いわゆる「M字型の薄毛」はAGAが影響している可能性があります。
AGAは進行性のため、改善したいのであれば早期の対策をおすすめします。
